住まいづくり 耐久性能

長く快適に住むために、
キーワードは
「湿気のない家づくり」。
木材の強さは、経過年数とともに、どのように変化するのでしょうか。ヒノキは伐採されてから200年間くらいまでは強度が増し、その後ゆっくりと低下して1400年以上経って伐採された時とほぼ同じ強度となります。つまり木材は、腐朽さえしなければ、かなり高い耐久性能を持つ材料であると言えます。そのポイントは湿気です。水分を断つことで、木を腐らせないことができます。つまり、優れた防水・防湿対策が、住まいを長持ちさせるのです。
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木の耐久性を引き出すための湿気対策
湿気のない家づくりを行うには、床下の換気と壁内の換気が必要です。
東亜ハウスでは、-
( 01 )コンクリートを一面に敷き詰めたベタ基礎
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( 02 )地面の湿気が床上に上がってくることを防ぐベタ基礎下の防水シート
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( 03 )床下の換気性能が高い基礎パッキン工法
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( 04 )室外からの水分を遮断し、室内の湿気を排出してくれる透湿防水シート施工及び外壁通気構法
の4つのテクノロジーで、住まいを湿気から守ります。
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基礎パッキンによる床下換気
東亜ハウスは、基礎と土台の間に基礎パッキンを敷き、その隙間から通気させる換気工法を採用しています。これにより、従来の床下換気性能の1.5~2倍の換気能力を実現しています。また、基礎に開口部を取らないので、基礎にヒビ割れが生じたり、コンクリートの中の鉄筋を錆びさせる心配もありません。基礎の強度を最大限に生かせるため、耐震性にも優れています。
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壁内結露を防止する「外壁通気構法」
木造住宅の外壁の中は、室内から湿気が入り込んだり、断熱材の欠損があると壁内結露(内部結露)を起こす可能性が高いとされています。この結露は、壁内の木材を腐らせ耐久性を低下させたり、石膏ボードの裏面から発生したカビで、見た目にも、室内環境そのものも不衛生にします。「外壁通気構法」は、透湿防水シートで壁を覆い、外壁材との間に外気が流れる層を作ることによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出する工法です。これによって、壁内結露を少なくし、建物の耐久性を向上させます。
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地上1.3mまで徹底した防蟻処理
木造住宅の大敵であるシロアリから大切な住まいを守るため、万全の防蟻処理を施しています。まず、基礎を造る前に、建物の土壌全面に薬剤を散布します。土台には耐腐朽性・耐蟻性が高く、シロアリに強いヒノキを薬剤を塗布して使用。さらに、地面から1.3mまでの外壁木部の内側に防腐・防蟻処理を施します。もちろん、これに使用する薬剤は、すべて環境汚染や人体に影響のない、安全性が確認されたものだけを使用しています。
