地震や火災に強く、家族を守る家。
頑強な住まいを支える、
安全・安心の基本性能。
耐震性の高い家を建築するためには、①バランスよく配置された耐力壁、②耐力壁に見合った性能を持つ軸組接合部、③鉄筋コンクリートの連続する基礎と緊結する柱、の3つの要素が重要です。また、火災に強い家とするためには、不燃材で部屋全体を囲います。東亜ハウスは、建築基準法を上回る高い自社基準を設け、地震・火災に強い安全・安心な家づくりを行うことで、大切な家族とその暮らしを守ります。
業界最高水準のスラブ基礎
東亜ハウスは、家全体を支える基礎に10~16㎜径の太い鉄筋を150㎜間隔で施工する、戸建てでは最高クラスの強度を誇るスラブ基礎を採用しています。さらに、地盤面に防湿シートを敷いて鉄筋を施工したうえ、所定の高さのコンクリートを打設して建物基礎底盤全体を一体化させています。コンクリートと防湿シートで、地盤より上がってくる湿気から土台を守り、住宅の耐久性を向上させています。
広島県産材を使った、
軽くて強い集成構造材
東亜ハウスでは、木造住宅の構造材として、長年使用されてきたスギ(広島県産材)とベイマツ(外材)を組み合わせた、JAS認定の異樹種集成構造材を標準仕様として採用しています。最も応力負荷が大きい外層部には、強くてたわみにくいベイマツを使用し、応力負荷の小さい内層部には、軽くてねばりの強い広島県産のスギを使用。県産材の有効活用という社会的な課題もクリアした次世代の集成材です。
ゴムで揺れを吸収する制震ダンパー「MIRAIE」
「MIRAIE」は、高減衰ゴムで建物の揺れ幅を最大95%低減します。高減衰ゴムは、伸び縮みしながら繰り返し使用できるというゴムが持つ最大の特長を活かしながら、高いエネルギー吸収性能を持続し建物の揺れを抑え、地震による家へのダメージを軽減します。
横からの力を受け止める剛床工法
地震に強い家を造るには、垂直方向だけでなく水平剛性を高める必要があります。今まで建物の強度は、壁力(耐力壁)でしか判断されておらず、地震や台風に対する水平方向の強度においては、あまり考えられていませんでした。東亜ハウスは、床全面に28㎜という分厚い構造用合板を貼る剛床工法を採用し、ひずみや横揺れに対する強度を高め、一般の床構造の約3倍の強度を実現しました。
東亜ハウスのSPモノコック工法
東亜ハウスは、筋交いを用いる在来工法と壁パネル工法を組み合わせ、両方の長所を持つ「スーパーモノコック工法」を採用しています。パネル(構造用合板)で柱、土台、梁を強力に固定することで、箱のように一体化し、地震や台風などから強い力を受けた場合でも、面全体で受け止め、バランスよく分散することができます。
火災に強い省令準耐火構造
「省令準耐火構造」とは、建築基準法に定める「準耐火構造」に準ずる防耐火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構の定める技術基準です。外部からの延焼防止や延焼を遅らせるなどの優れた性能により、一般の木造住宅に比べ、火災保険料が約半額になります。また、壁や天井の全面に結晶水を含む石膏ボードを使用することで、火災が発生しても、結晶水の水蒸気で天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくくなり、構造材が発火点に達するまでの時間を遅らせることができます。
一邸一邸、ていねいな地盤調査
確かな家づくりのためには、地盤の強さを把握することが大切です。東亜ハウスでは、住宅地盤調査に最も適しているとされるスウェーデン式サウンディング試験を採用しています。この調査により、地盤の強さを表す地耐力の他、地層の構成や地下水位も知ることができます。地盤が軟弱である場合には、最適な地盤改良工事を選定して行います。
オプション
もっと安全に、
もっと快適な住まいのために。
地震に強い家「JWOOD工法」
「JWOOD工法」では、柱や梁、基礎との接合部には専用の金物を使用します。木材と金物はドリフトピンやパイプピンと呼ばれる鋼製のピンで接合され、大地震でも破断することなく、家を倒壊から守ります。そして、もっとも重要なのが柱や梁、土台となる構造材です。無垢材や集成材などがありますが、その中でも「JWOOD LVL」と呼ばれる柱は、バラツキの少ない安定した品質の構造材で、均一な強度を発揮でき、理想的な木質材料と言えます。
長く強い耐震性能を発揮する金物工法
地震で倒壊する家の最も重大な問題は、接合強度の不足です。地震の縦揺れによって家が上下し、その力で土台から柱が抜け構造が大きくバランスを崩したり、横揺れによって梁が抜け倒壊してしまうリスクがあります。そこで、地震の力が集中する接合部の強度を高め、構造全体の品質を安定させるドリフトピンで接続する「金物工法」で、地震に強く、長く性能を維持できる家を実現しました。
世代を超えて、ずっと住み継がれる家。
長く快適に住むために、
キーワードは「湿気のない家づくり」。
材の強さは、経過年数とともに、どのように変化するのでしょうか。ヒノキは伐採されてから200年間くらいまでは強度が増し、その後ゆっくりと低下して1400年以上経って伐採された時とほぼ同じ強度となります。つまり木材は、腐朽さえしなければ、かなり高い耐久性能を持つ材料であると言えます。そのポイントは湿気です。水分を断つことで、木を腐らせないことができます。つまり、優れた防水・防湿対策が、住まいを長持ちさせるのです。
木の耐久性を引き出すための湿気対策
湿気のない家づくりを行うには、床下の換気と壁内の換気が必要です。東亜ハウスでは、①コンクリートを一面に敷き詰めたベタ基礎、②地面の湿気が床上に上がってくることを防ぐベタ基礎下の防水シート、③床下の換気性能が高い基礎パッキン工法、④室外からの水分を遮断し、室内の湿気を排出してくれる透湿防水シート施工及び外壁通気工法の4つのテクノロジーで、住まいを湿気から守ります。
基礎パッキン工法による床下換気
東亜ハウスは、基礎と土台の間に基礎パッキンを敷き、その隙間から通気させる換気工法を採用しています。これにより、従来の床下換気性能の1.5~2倍の換気能力を実現しています。また、基礎に開口部を取らないので、基礎にヒビ割れが生じたり、コンクリートの中の鉄筋を錆びさせる心配もありません。基礎の強度を最大限に活かせるため、耐震性にも優れています。
壁内結露を防止する「外壁通気工法」
木造住宅の外壁の中は、室内から湿気が入り込んだり、断熱材の欠損があると壁内結露(内部結露)を起こす可能性が高いとされています。この結露は、壁内の木材を腐らせ耐久性を低下させたり、石膏ボードの裏面から発生したカビで、見た目にも、室内環境そのものも不衛生にします。「外壁通気工法」は、透湿防水シートで壁を覆い、外壁材との間に外気が流れる層を作ることによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出する工法です。これによって、壁内結露を少なくし、建物の耐久性を向上させます。
地上1.3mまで徹底した防蟻処理
木造住宅の大敵であるシロアリから大切な住まいを守るため、万全の防蟻処理を施しています。まず、基礎を造る前に、建物の土壌全面に薬剤を散布します。土台には耐不朽性・耐蟻性が高く、シロアリに強いヒノキを薬剤を塗布して使用。さらに、地面から1.3mまでの外壁木部の内側に防腐・防蟻処理を施します。もちろん、これに使用する薬剤は、すべて環境汚染や人体に影響のない、安全性が確認されたものだけを使用しています。
建物下の土壌全面に薬剤を散布
地面より1.3mまで防腐・防蟻処理を施す
(薬剤は本来無色ですが、施工漏れを防ぐため着色しています)
家族にやさしい、快適な住まい。
優れた技術と
木の家だからできる、
高気密・高断熱の家。
断熱性に優れた材料である木材を使った木の家は、他の建材を使った家に比べて熱を通しにくいという利点があります。しかし、木造住宅は、面(壁)と辺(柱・梁)を組み合わせた工法であるため、しっかりとした技術力で施工しなければなりません。東亜ハウスは、建築実績5,000棟以上という経験と高い技術力で、省エネで快適、地球環境にもやさしい高気密・高断熱の家をお届けしています。
水で発泡する断熱材「アクアフォーム®」
アクアフォーム®は、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材です。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球にやさしい硬質ウレタンフォーム剤です。隙間のない施工で気密性を確保するので、高い断熱性能を最大限に引き出すことができます。また、自己接着力が強く、構造材も木部はもちろん、コンクリートにもしっかり接着します。吹付け発泡で細部への施工も自由自在、建物仕様やプランに柔軟に対応します。
ロックウールの断熱性能と防水性能
天井と壁の断熱材に採用するロックウールには、微小で大量の動かない空気がたくさん含まれており、動かない空気の壁を作って熱の移動により起こる熱のロスを防ぎます。また、他の繊維系断熱材と違い、水を弾くので、繊維の隙間に水が入りにくいため、断熱材が濡れた場合も形状の維持ができ、断熱性は失われません。そのため、結露が起きたとしても、構造材の腐食やシロアリの発生も抑えます。
東亜ハウスの家は、窓に断熱性能に優れた複層ガラスを標準装備。また、遮熱・断熱効果のあるLow-Eガラスをすべての窓に標準採用し、冷暖房効率が高く、夏冬の節電効果の高い家を実現します。
オプション
W断熱とトリプルガラスで
優れた断熱性能を実現
充填断熱と外張り断熱の
W断熱。
W断熱(ダブル断熱)とは、充填断熱と外張り断熱の2つを組み合わせ、室内外の両方から断熱することです。丁寧な施工による高い施工精度の断熱性能を誇る東亜ハウスでは、充填断熱と外張り断熱を組み合わせたW断熱(ダブル断熱)とすることも可能です。気密性や断熱性が高く、外気の影響を受けづらい家を造ることができます。
断熱効果が約4倍の
トリプルガラス。
トリプルガラスの断熱効果は、複層ガラスの約4倍※にもなり、3層ガラスの高い気密性で隙間をつくらず、窓から熱が逃げるのを防ぎます。冬は冷気をシャットアウトし、結露も発生しにくくなります。夏は日射熱をブロックし、室内温度は快適です。トリプルガラスを採用することで、寒さ・結露・暑さの住まいの大きな悩みが解消されます。
※ガラスの熱貫流率比較(YKK AP調べ)
きれいな空気、太陽の恵み。
自然に寄り添う最新のテクノロジー。
広島で唯一搭載可能
家づくりを空気から考える、
全館空調システム「エアロテック」。
「エアロテック」は、24時間365日、家中すみずみまで換気しながら、清潔な空気と快適な温度で満たす全館空調システムです。大きな吹抜けのリビングや各部屋はもちろん、玄関や廊下、洗面室やロフトも、家中の「どこにいても快適」が当たり前になる暮らしをつくり、しっかりとしたウイルス対策などで家族の健康をきれいな空気で守ります。広島では、東亜ハウスだけが搭載できる最新のテクノロジーです。
家中が心地いいから生まれる、
新しいコミュニケーション
空調効率だけでなく、建物性能や敷地環境、住み手のライフスタイル、家具の配置まで考えた理想の住まいをデザインする「エアロテック」。家中どの場所もムラなく快適な温度に保ちながら、大空間、吹抜けなどの多様な空間構成を可能にし、優れた自由設計を実現します。
家族の健康や快適を空気で支える、
全館空調システムの高い基本性能
24時間どこにいてもずっときれいな空気、
そして快適な温度と湿度。
「エアロテック」は、家中の空気を24時間常に循環。宙に舞うホコリやチリを空気の流れにのせて連続的に屋外へ排出するので、クリーンな屋内環境を保つことができます。また、各部屋に設置するルームコントローラーに温度センサーが付き、部屋ごとに温度設定ができるため、日当たりの良い部屋も悪い部屋も、すべての部屋を快適な温度に調節できます。
花粉やカビをシャットアウトするとともに、
ウイルスや菌、アレル物質をしっかりと除去。
「高性能除塵フィルター」が、花粉やカビの胞子を97%カットしてくれるとともに、「新・UVクリーンユニット」で、健康被害や悪臭の原因となるウイルス・菌・アレル物質を除去します。さらに、ホルムアルデヒド、ダニのふんや死がいなど、空気を汚染する要素も排出し、健康的で快適な家づくりを支えます。
冷暖房費を大幅カットし、環境にもやさしい。
「エアロテック」の電気代は、個別エアコンを設置している一般住宅に比べておトクです。それは「COP
4.43※」を達成した「エアロテック」の空調効率が、東亜ハウスの高断熱・高気密の住宅設計によって最大限に発揮されるからです。また、消費電力が少ないので、CO2削減にも貢献し、家計にも環境にもやさしい暮らしを実現します。
※COPとはJIS規格で定めた機器のエネルギー消費効率の値。大きいほど高効率を表す。
地球も、家計も守る
「太陽光発電システム」
クリーンな自然エネルギーで創エネ、省エネを実現。
太陽光という自然のエネルギーを使用しているため、火力発電などの化石燃料のように温室効果ガスを排出せず、枯渇する心配もありません。また、メンテナンスにかかるコストも他の発電システムに比べて少ないと言えます。
発電した電気を自家消費、
余った電気は売電して光熱費を削減。
太陽光で発電した電気を優先的に自家消費し、余った分は電力会社に売却します。発電できない時間帯や電力が足りない時は、電力会社の電気を購入します。発電した電気を活用することで、ムリなく光熱費を削減できます。